沖縄県は今年5月、復帰50周年のおおきな節目の年を迎えます。また、今年は、沖縄会も50周年になります。

沖縄が米軍統治下にあった戦後27年間に日本は高度経済成長期にあり、当時の日本政府と県で10年ごとに計画を作り、インフラ整備や産業振興を進めてきました。しかし、県民所得の向上、子供の貧困対策、離島・へき地の医療体制の充実、雇用問題の解決、首里城復興や米軍基地問題など沖縄県の課題は未だ多く残されたままです。加えて、現在のコロナ禍がこのような課題解決の大きな足かせになっています。

このような中、公認会計士の役割の一つでありますSDGsへの取組みなど、持続可能な経済・社会の構築に向けて、よりいっそうの地域活性化への取組みを会員、準会員の皆さんと共に進めて参ります。
賀数会長からバトンを受け継ぎ、これまで沖縄会の諸先輩方々が築いて来られた礎を、今後さらに50年、100年と発展できるよう注力していく所存ですので、会員、準会員の皆さんをはじめ、県民の皆さん、関係者の皆さんにおかれましては、これまで以上のご支援ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。