公認会計士は、監査や会計の専門家として企業や団体の財務情報の信頼性を担保する役割を担うとともに、地域社会の健全な発展に寄与することを使命としています。沖縄県では、観光産業の発展や持続可能な地域づくりを進めている一方で、子供の貧困や人材不足・物価高騰など多様な課題が山積しています。こうした課題の解決に向けては、地域全体で「会計」や「数字」の重要性を再認識し、その価値を共有していくことが大切だと考えています。
日本公認会計士協会沖縄会は、これまで培ってきた専門性を活かし、県民の皆様や地域の企業・団体に対して、会計の役割や意義について広く知っていただくための活動を視野に入れつつ、講演会、研修、地域イベントなどさまざまな機会を通じて会計の大切さを伝えていくことで、持続可能な地域社会の実現に尽力して参りたいと考えております。
また、当会の会員数は、準会員も含め100名を超える規模となっております。その中で、地域経済への貢献はもとより、会員・準会員の皆様へのサポートも充実させていく必要があると考えております。様々な施策を検討・実行していくことにより、今まで以上に会員やステークホルダーの皆様のご要望に応えていけるよう、役員一同、身を引き締めて邁進していく所存ですので、引き続きご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
日本公認会計士協会沖縄会
会 長 玉元 宏志